「いいとき生まれた!昭和30年代」

メールマガジンバックナンバー



 第95号 メールご紹介特集



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        いいとき生まれた!昭和30年代  第95号     


                    2008. 5.18      


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  前回のCMの話に対していただいたメール、
  皆さんにも読んでもらいたいものばかりでしたので、
  今回はメール特集です。
  
  
  まずは、前にレジ袋の件で、
  ご指摘くださったOさんが、
  またまた石油業界のことならおまかせと、
  オー、モーレツ!のこんな裏話を届けてくださいました。
  
  
   『「オー、モーレツ!」
    に関して、うんちくをひとつ。
    石油業界のCMです。
    コスモ石油(バブルのさなかに二社合併してできた会社)の母体のひとつの
    丸善石油のCMです。
    確か、ハイオクガソリンのCMです。
    丸善石油という会社は、石油会社にしては名門の子弟の従業員が多く、
    現総理の福田康夫さんもこのCMを流していた頃は在職していたはずです。
    このCMのように世にインパクトのある政治をして欲しいものです。』 
  
  
  福田さんの石油会社勤務経験は、
  石油会社を混乱させただけで、
  なんの役にもたたなかったようですね。
  「物価の上昇は耐えるしかない」などともおっしゃってましたが、
  それをなんとかするのがあなたのお仕事では?
  
  
  私は小泉さんは胡散臭いとずっと思っていました。
  実際、今の社会がおかしくなり、
  苦しむ人が増えた原因の多くが、
  小泉政治に端を発するものであることも事実です。
  だから、すべて福田さんに責任があるとは言いませんが、
  それにしても、ここまで何もできない人だとは、
  思ってませんでした。
  オー、猛劣!
  
  

  続いてAさんから。
  
   『こんにちは、いつも楽しく(懐かしく)拝見させていた
    だいています。
  
    今回のCMソングですが、私の一番はアニメの「風のフ
    ジ丸」です。
    主題歌が終わったと思ったら、スポンサーである藤沢薬
    品のCMソングに変わるところがなんとも・・・
    ♪風のフジ丸少年忍者〜
    ふじさ〜わ〜 ふじさ〜わ〜 藤沢薬品
  
    CMソングではないですが、有名なのが「てなもんや三
    度笠」のあんかけの時次郎の「俺がこんなに強いのも、
    当たり前田のクラッカー」も好きでした。』
  
  
  
  このAさんの、
  風のフジ丸の話を読んで思い出したのですが、
  アニメソングの最後に企業名をくっつける手法は、
  鉄人28号にも、♪グリコ、グリコ、グリコ〜、
  というのがついてました。
  これは今では見られない手法ですね。
 
   
  当たり前田のクラッカーも、
  当時を知る人なら、
  みんな覚えていると思います。
  ああいうふうに、
  お芝居の中にしっかりCMを入れても、
  嫌味に感じるどころか、
  楽しんでもらって、いまだに忘れられないって、
  素晴らしいCM効果です。
  

  当時は入れ方に嫌味がなかったのか、
  見る側の意識が純朴だったのか、
  すごく自然に番組とスポンサーを一体化して見ていたと思います。
  

  こうして考えてみると、
  CMは素朴だったけれど、
  番組でのスポンサー色は、
  かなり今より濃かったですね。
  当時は、一社で一つの番組というパターンも多く、
  それだけスポンサーの影響力が大きかったのでしょう。
  

  番組名より前に、スポンサー名が名乗られたのも、
  当時の特徴でしょうか。
  「ロート製薬提供 底抜け脱線ゲーム」とか。
  「がっちり買いまショウ」なんて、
  番組名自体にスポンサー名がついていて、
  途中でスポンサーが変わったために、
  「オリエンタルがっちり買いまショウ」から
  「グリコがっちり買いまショウ」
  になりましたっけ。
  
  
  先ほどの、フジ丸の名前だって、
  スポンサーが藤沢薬品だったから、
  フジ丸となったそうです。
  
  
  その、風のフジ丸のオープニングは、
  こちらでご覧になれます。
  最後のふじさわ〜やくひ〜んのところまで、
  しっかり聞いてくださいね。
  http://www.youtube.com/watch?v=xvybOuIjiHE
  
  
  鉄人28号はこちら
  http://www.youtube.com/watch?v=tpBZmmqKu7w
  これを見ると、グリコの連呼は、最後だけではなく、
  最初にも入ってたのですね。
  その他にも、You Tubeでは懐かしいオープニングなど、
  けっこう見られますよ。
  
  

  さて、最後に、
  おなじみ、昭和30年代カメラマン、大阪のかっちゃんです。
  まず、かっちゃんのメールを読んで、
  しまったと思ったことがありました。
  前号の、歌えますかでは、
  お菓子に統一しようと思って、
  最初入れてたワタナベのジュースの素をはずしたのですが、
  かっちゃんは、
  その歌が無茶苦茶印象に残っているとお話だったからです。
  他にもそういう方が、多かったかもしれませんね。
  すみません!
  そして、こんなお話も。

  
   『小川ローザの「オー、モーレツ!」からCMが変わってきたのは私も思
    っておりました。
    このあたりから日本は高度成長期に入った為、
    おかしくなって来たように思います。
     
  
    もう一つ「象が乗っても壊れない筆箱」のCMもインパクトが強くて
    記憶に残っています。
    平成の時代に「100人載っても大丈夫」な物置がありますが、そんなの
    に比べると昭和40年代の初めに「象が乗っても壊れない筆箱」があった
    んだからやっぱり昭和30,40年代はいい時代だったんですね。』
  

  象が乗っても壊れない筆箱、
  当時の子供だった私たちの興味心をひきましたよね〜。
  日常生活の中で、象が筆箱に乗るようなことがあるのか、
  って言われればそれまでですが、
  あのインパクトは強力でした。
  

  そして、100人載っても大丈夫な物置の稲葉製作所では、
  研修や工場見学に行くと、
  最後にその物置の上で写真を撮ってくれるそうです。
  なんと、かっちゃんは、
  ここで2度も記念写真を撮ってもらう機会があったそうです。
  おもしろそうですね。
  それにしても、かっちゃんは、
  撮る方だけでなく、撮られる方もぬかりなくこなしておられますな。
  
  
  かっちゃんのお話は続きます。 

  
   『最後に関西ローカルで「関西電気保安協会」という会社のCMが
    あるのですが、
    これが出演者は普通の一般と関西電気保安協会の社員さんだけ
    というものですが、素人っぽさが出た面白いCMです。
  
    http://www.youtube.com/watch?v=71hAqBWveJI&feature=related
  
    関西では結構人気のあるCMですよ。』
  
  
  こちらも、You Tubeでした。
  このCMは、ものすごいたくさんの種類があるようで、
  かっちゃんが教えてくださったものの他にも、
  いろいろなCM集があります。
  

  なかなか楽しくて、
  ついつい見続けてしまいます。   
  関西在住者でないのに、
  ♪かんさいでんきほあんきょうかい♪ 
  しっかり覚えてしまいました。 
  お金をかけなくても、CM効果抜群のいい例ですね。
  関西ならではのいい味出ていて、
  CMだけは、全国区で流してほしいくらいです。
  
    
  かっちゃんからは、
  今回またまた写真を送っていただきました。
  おかげさまでだいぶ増えてきたので、
  写真のページをさらに分けました。
  

  今もある昭和30年代…その1は、これまでどおり、
  このコーナーのきっかけとなったjararacaさんの写真集
  (一部、かっちゃんの写真あり)  
   http://wa.hitokiwa.com/photo.htm

 
  その2を、かっちゃんの1丁目の朝日シリーズ専用にし、
  第1集から4集に分けました。
  今回送っていただいた写真は、第4集にアップしました。
  お楽しみのその内容は、
  このまえのCMの話にちなんだものです。

   真空管テレビ、
   サトちゃんとサトコちゃん(サトちゃんの妹)
   昭和45年の新聞欄
   丸善石油(現コスモ石油)の灯油缶

   http://wa.hitokiwa.com/photo2-4.htm



  
  
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    あれこれ後記
  ★☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
  

  ◇前号の昔のCMソングのCD集ですが、
   これは和ははの以下のページで紹介しています。

   http://wa.hitokiwa.com/syouwa3honcd.htm
  

   このメルマガは、和ははから発行しているものの、
   メルマガ読者さんたちには、
   読んでくださるだけで感謝しているので、
   和ははの宣伝メルマガにはするつもりはなく、
   そういうものとは切り離しています。
  

   それで、前号の時に書きませんでしたが、
   考えたら、ここに掲載している全収録曲一覧は、
   前号の「歌えますかクイズ」が物足りなかった方に、
   遊んでいただけますので、
   曲名を見て楽しむのにご利用ください。



  ◇ここのところ、いろいろ取り込んでおりまして、
   メルマガ作成の時間がとりにくくなっています。
   (それで、今回メール特集にしたわけではないですが。)
   場合によっては、発行周期が、
   これまでよりさらに開くこともあるかもしれませんが、
   発行は続けますので、気長におつきあいくだされば、
   ありがたく存じます。


                           (ひとみ)



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   発 行 日本の小粋な和みの暮らし「和・は・は」
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